今回はスリランカで私が泊まった中でおすすめのホテルをご紹介します。
いずれもキャンディで宿泊をしたホテルとなり、雰囲気や居心地がとても良かったので是非皆様におすすめさせて頂ければと思います。
クイーンズホテル
クイーンズホテルはキャンディの中心部、キャンディ湖、仏歯寺の目の前に位置し、大型ショッピングモール「キャンディ・シティ・センター」にも徒歩1〜2分程度で行ける抜群の立地です。キャンディの街を散策して疲れた時にもすぐに宿に戻れるのが非常に嬉しいです。

クイーズホテルは、150年以上の歴史を持つ3つ星ホテルで、元々はキャンディ王の邸宅として建てられました。邸宅として利用されていた時から数えると200年を超える歴史があります。

外観は印象的な真っ白なブリティッシュコロニアルスタイルとなっており、内部はアンティーク家具や手動の蛇腹式扉のエレベーターなど所々に歴史を感じるインテリアがあり、かつ室内は清潔に保たれています。


部屋によっては湖の景色がみられ、エアコンとバルコニー・テラス付きの広々とした客室、宿の中庭にあるプールなど、ホテル内でも十分に寛ぐことができます。

もちろんエアコンやWIFIなどの設備も整っております。1Fにはレストランがあり、夕食にはブッフェが食べられます。

スリランカでは良いホテルに分類されますが、ヒルトンやマリオットなどの高級ホテルなどと比べると、当然値段も安く、設備やサービスも劣りますので、ご注意を。
ザ キャンディ サマディセンター
私としてはここが一番おすすめで、今回の旅行で一番印象に残った場所でもあります。
キャンディサマディセンターはキャンディ市内中心部から25km、車で40分ほど行った山の中にあります。
放棄された紅茶農園を利用した静かな宿泊施設で、敷地の広さはなんと17エーカー、およそ東京ドーム1.5個分の広さを誇ります。周りは川や滝、山々など美しい自然に囲まれており、施設内を散歩するだけでも十分に楽しめます。
またホテル内では様々なことが体験でき、資格を持った医師による伝統的なアーユルヴェーダ・スパトリートメント、屋上レストラン、ヨガ講師によるヨガ教室、瞑想体験なども実施できます。私はアーユルヴェーダと、ヨガ教室を体験しました。

アーユルヴェーダはコロンボ大学卒の医師の30分程の診察後、施術となります。ただのマッサージではなく、スリランカの伝統医学であることを強く感じました。


このホテルで何よりも素晴らしいのは、自然の中に溶け込むパヴィリオンとしてそれぞれ独立した部屋と、そのインテリアです。部屋の中は机、椅子、棚、扉や窓までアンティークの家具に囲まれ、写真や雑誌で見るような、憧れの空間の中にいるような感覚になります。また、水回りやキッチンなど、ホテルとしての快適さに関わる部分は現代的なものでちゃんと整えられています。
ホテルのオーナーであるワルナさんは、ペーラーデニヤ・ロードにあるアンティークショップ「ワルナ・アンティークス」のオーナーでもあります。妻は日本人のユミさんという方です。

部屋にはお香が常備されていましたが、お香を炊いて部屋の中でのんびりしているだけでも、非常に優雅な気分になり、心が満たされました。




また、宿のもう一つの大きな魅力の一つとしては、人懐こく非常に賢い犬が3匹いることです。すぐに人を覚えて懐いてきて、ホテル内などで散歩している時も付いてきてとても可愛らしかったです。


さらにびっくりしたのは、私が1人で宿の外に散歩に行く時も付いてきました。宿の敷地から外に出て徒歩20分ほどのところに滝があるのですが、私が止まれば止まるし、宿に引き返す際も3匹とも一緒に引き返し、すごく楽しく一緒に散歩をすることができ、とても良い思い出になりました。(もちろんリードなどは無いです)

旅行中に人との触れ合いはよくありますが、このような形での動物との触れ合いはあまり経験がなく、とても良い思い出になりました。


【ホテルの注意点】
私としては非常におすすめのホテルなのですが、注意点としては、自然の中にあるため虫が多いという点があります。部屋の気密性もそこまで高くないため、小さな虫などは部屋に入ってきます。宿に蚊取り線香が常備しているので夜などは焚いていましたが、虫が苦手な方は少し向かないホテルかなと思います。
まとめ
今回は実際に私が泊まった中で印象深かったおすすめのホテルをご紹介させて頂きました。
どちらの宿もスリランカでは良いホテルに分類されますが、もちろん外資系が経営しているような高級ホテルではないため、当時のレート(1ドル153円)で1泊あたり1万円以下で泊まることができました。
写真だけでは伝わらない部分もあるのですが、スリランカに行く際にはぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
ご覧頂き、ありがとうございました!
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